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外来看護師がやめたい4つの理由と理由別の対処法まとめ
外来看護師がやめたい理由と理由別のやめたい時の対処法をまとめました。現在、外来で働いていてやめたいなぁと悩んでいる看護師さんは、ぜひ参考にしてください。
目次 [目次を隠す]
外来看護師がやめたい4つの理由
外来看護師がやめたいと思うのはどんな時なのか、外来看護師がやめたい理由を4つご紹介します。
やめたい理由その1=残業が多い
外来看護師がやめたいと思う理由の1つ目が、残業が多いことです。病棟で働いていた看護師さんは、「病棟=残業多い、外来=残業少ない」というイメージを持っている人が多いですよね。
確かに、忙しい急性期病棟に比べると、外来の平均残業時間は少なめです。でも、「病棟と比べると少なめ」なのであって、外来は無条件に残業が少ないというわけではないのです。
内科や整形外科、一般外科など患者数が多い外来は、毎日のように残業があることも珍しくありません。
いくら病棟よりは残業が少ないとは言っても、予想していたよりも残業が多かったら、外来をやめたいと思うようになりますよね。
やめたい理由その2=忙しすぎてきつい
外来看護師がやめたい理由の2つ目は、忙しすぎてきついことです。
外来は毎日たくさんの患者さんが押し寄せます。予約診療のところも、そうでない外来も、ゆっくりマイペースに働いていたら、待合室で待っている患者さんは一向に減らず、むしろどんどん増えていくのみです。
また、いくら患者さんが多いからと言って、「今日は患者数が多いので締め切りました。また明日お越しください。」とはできないところが病院の辛いところです。
そのため、忙しい外来の看護師は常にバタバタと外来を動き回り、勤務時間中はまともに座れないどころか、昼休憩さえほとんど取れないということも珍しくないのです。
あまりに毎日忙しすぎると、体力的にきつくなりますので、やめたいと思いますよね。
やめたい理由その3=やりがいを感じない
外来看護師がやめたい理由の3つ目は、やりがいを感じないことです。これは、病棟から外来に異動・転職してきたばかりの看護師さんに多い理由ですね。
外来では病棟と違って1人1人の患者さんと接する時間がとても短く、重症度も低めです。そのため、病棟でバリバリ働いてきた看護師にとっては、いまいちやりがいを感じないことがあります。
やりがいを感じられないなら、辞めようかなと思ってしまうのも仕方がないことと言えるかもしれません。
やめたい理由その4=人間関係が悪い
外来看護師がやめたい理由の4つ目は、人間関係が悪いことです。これは、外来限定ではなく、看護師の職場なら、どこにでもある理由ですね。
人間関係が悪いと、それだけでストレスになります。
外来にはママさん看護師が多いですが、人間関係が悪いと、子供が熱を出しても気軽に「すみません。今日はお休みさせてください」と申し出ることができず、とても働きづらいと感じてしまいます。
人間関係が悪い職場で働いていれば、やめたいと思うものですよね。
外来看護師がやめたい時の対処法
外来看護師がやめたい時の対処法を、理由別に説明していきます。
残業が多いからやめたい時の対処法
残業が多いからやめたい時には、外来の中で残業が少ない診療科に異動させてもらえないか、師長に相談してみましょう。
同じ病院の外来でも、診療科によって患者数が違いますので、残業が少ない診療科の外来もあるはずです。皮膚科や眼科は比較的患者数が少ないので、残業も少なめのところが多いと思います。
その病院の外来全部で残業が多い、もしくは異動させてもらえないという場合には、転職をするしかありません。
これからも外来で働いていくなら、残業時間を調べて求人を選びましょう。予約診療の外来で、しかも皮膚科や眼科のように基本的には患者数が少ない外来なら、残業時間はおのずと少なめになるはずです。
外来以外なら、介護施設や保育園、健診センターなどは残業時間が少なめになりますが、それでも必ず平均残業時間を調べてから求人を選ぶようにしてください。
忙しすぎてきついからやめたい時の対処法
忙しすぎてきついからやめたい時には、先ほど説明したように比較的患者数が少ない皮膚科や眼科への異動を打診してみてください。
それでもだめなら、転職しかありません。外来で働きたいなら、患者数と看護師の割合をチェックしましょう。患者数と看護師の割合を調べると、ある程度忙しさが見えてきます。
患者数に対して看護師数が多ければ、それだけ仕事量が少なく、ゆとりを持って働けるということになりますので、患者数と看護師の割合を調べてから求人を選びましょう。
外来以外の職場だと、介護施設やデイサービスだと、比較的ゆとりを持って働けると思います。
やりがいを感じないからやめたい時の対処法
外来ではやりがいを感じないからやめたい時には、考え方を変えてみましょう。
外来では短時間で看護をしなければいけません。これって、とても難しいことだと思いませんか?
病棟ではその患者さんに合わせた看護をする時間がたっぷりありますが、外来ではその時間は限られています。
外来で患者さんに合わせた看護をするためには、高い看護スキルが必要なんです。
待合室で緊急性が高そうな患者はいないか、診察中には患者さんがきちんと症状を伝えられたか、言い忘れたことはないかをフォローしたり、診察後は自宅療法の注意点を指導したり。
これらを短時間の中で1人1人の患者さんに合わせて行いますので、高い看護スキルが必要ですし、それをきちんとできたら、とてもやりがいを感じられると思いませんか?
また、外来看護師はその病院の顔という役割がありますし、外来診療をスムーズに進めるためのカギを握る存在です。
これらのことを考えると、ちょっと考え方を変えるだけで、外来で働きながら、看護師としてのやりがいを感じることができるはずです。
外来看護師のやりがいについては、「外来看護師はやりがいを感じにくいのは誤解!?3つのやりがいまとめ!(リンク)」を参考にしてください。
また、やりがいを感じやすいような化学療法室やIVR室などに異動・転職をしてみるのも良いかもしれません。
もし、どうしても外来でやりがいを感じられないという場合は、転職をするしかありません。外来でやりがいを感じずに、転職をする時には、どんなことにやりがいを感じるのか、どんな仕事が向いているのかを考えて、転職先を選ぶと良いでしょう。
人間関係が悪いからやめたい時の対処法
人間関係が悪いからやめたい時には、一度師長に相談してみましょう。働きやすい職場環境を整えるのは、師長の仕事です。
師長に相談する時には、「あの人嫌いなんです」のように感情的なことを相談するのではなく、人間関係が悪いことで、仕事にどのような支障が出ているかなど客観的な視点で相談するようにしてください。
師長が何もしてくれなかったり、師長がどうこうできるレベルではないという時には、転職しましょう。
違う病院の外来へ転職する時にも、外来以外の職場に転職する時にも、人間関係を重視して、師長の人柄や職場の雰囲気などを調べてから、転職先を決めると良いでしょう。
まとめ
外来看護師がやめたい理由と理由別のやめたい時の対処法をまとめました。外来看護師が「どうしてもやめたい!転職するしかない!」という時には、転職サイトを利用すると良いでしょう。
転職サイトなら、担当コンサルタントが平均残業時間や患者と看護師の割合、職場の雰囲気や人間関係などを調べてくれますので、やめたい理由を解決できる職場に転職できるはずです!
執筆者情報
これからは外来で働こう! 編集部
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