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外来看護師が妊婦になったらどうする?妊娠中の看護師が外来で働く時に覚えておくべき3つのこと
外来看護師は妊婦になったらどうしたら良いのでしょうか?また、妊娠中の看護師が外来で働く時に注意すべきことは何でしょう?外来看護師が妊婦として働く時に覚えておくべき3つのことをまとめました。
目次 [目次を隠す]
外来看護師は妊婦になったら、すぐに師長に報告を
外来看護師は妊婦になったら、どうすれば良いのでしょうか?世間一般では、職場の上司に報告するのは安定期に入ってからでOKとか、胎児の心音が確認できて流産のリスクが低くなってからが良いとされています。
でも、外来看護師は妊娠がわかったら、できるだけ早く師長に報告しましょう。安定期に入っていなくても、まだ心音が確認できていなくてもです。
職場全員に妊娠したことを発表する必要はありません。でも、師長にだけはこっそり報告しておきましょう。
病院内には、放射線が出ている部署がたくさんあります。妊婦に放射線は絶対NGですよね。もし、そういう部署で働いていたら、異動しなければいけません。
また、早い人は妊娠4~5週目からつわりが始まります。勤務中に具合が悪くなって、ちょっと座って休憩したいという時もあると思います。
そういう時に、妊婦であることを師長に伝えておけば、師長も何の文句も言わず、むしろあなたを気遣って、休ませてくれるはずです。
でも、妊婦であることを隠していたら、「なんで休んでるの?働きなさい!」と言われてしまいますが、師長にだけ伝えておけば、そんなことを言われる心配もないのです。
妊婦の外来看護師が避けるべき職場
妊婦の外来看護師が避けるべき外来の部署を確認しておきましょう。避けるべき部署を知っておくと、もし妊婦になった時に、すぐに異動を申し出ることができますので、リスクを最小限にすることができるのです。
放射線を扱う部署
妊婦の外来看護師が避けるべき部署は、放射線を扱う部署ですね。レントゲン室やCT室で働いている看護師さんは、すぐに異動を申し出ましょう。
レントゲン室やCT室は放射線を扱う部署ですし、体位の調整などで意外と力仕事が多いんですよね。
また、IVR室や心カテ室なども妊婦の看護師はNGですね。いくらプロテクターをつけていても、放射線が出ている空間で働きますので、すぐに異動させてもらいましょう。
化学療法室
化学療法室で働いている妊婦の看護師さんも、異動させてもらったほうが安心かもしれません。抗がん剤での被ばくはやはり心配ですよね。
抗がん剤は正しく取り扱っていれば、妊娠中でも問題ないとされていますが、それでも万が一抗がん剤が皮膚についてしまったりする可能性はゼロではありません。
抗がん剤の点滴の接続や交換だけなら、それほど危険はありませんが、もし外来で看護師がミキシングをするようであれば、リスクは大きいので、できることなら異動させてもらったほうが良いと思います。
外来看護師は妊婦になったら、無理をしないことが大切!
外来看護師が妊婦になったら、とにかく無理をしないようにしましょう。外来では、次から次へと患者さんが来ますので、息をつく暇がありません。
そうすると、「おなかが張るなぁ」とか「気持ち悪い」と思っていても、ついつい無理をしてしまうんです。
特に、外来は病棟に比べて日勤のみで力仕事がないから、妊婦にも優しい職場と思われがちです。だから、外来で働く妊婦さんは、
と頑張りすぎてしまうことがあります。外来だって大変な職場ですし、妊娠中の経過は人によって違いますので、すぐに具合が悪くなるのも仕方がないことなんです。
ここで頑張りすぎてしまったら、切迫流産・切迫早産になって、絶対安静にしておかなければいけないこともあります。また、本当に流産・早産になってしまうこともあるでしょう。
そうならないためにも、妊婦さんは外来勤務で無理をしないように、あなたの赤ちゃんとあなたの体は自分で守るようにして下さい。
まとめ
外来看護師が妊婦になった時に覚えておくべき3つのことをまとめました。外来は妊婦に優しい職場と思われがちですが、そんなことはありません。妊婦の外来看護師さんは必要があれば、異動を申し出て、頑張り過ぎないようにしてください。
もし、妊婦になってもレントゲン室から異動させてもらえない、お腹が張ったから座ろうとすると、文句を言われるなどの外来で働いている人は、思い切って退職したほうが良いと思います。
おなかの赤ちゃんとあなたの体を守ることができるのは、あなたしかいないのですから。無事出産して、体調が整ってから、また育児と仕事を両立できる職場で働けば良いんです。
出産後は何かとバタバタしていますので、出産前の今のうちに、出産後どんなところで働くかを考えて、転職サイトに登録しておくと良いですよ。
担当コンサルタントが親身に相談に乗ってくれますので、どんな職場なら育児と仕事を両立できるのかを出産前から絞り込むことができるんです。
執筆者情報
これからは外来で働こう! 編集部
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