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外来の看護師の給料の目安と給料アップの秘訣
外来の看護師の給料は、どのくらいが目安になるのでしょうか？また、外来で働いて給料をアップするには、どうすれば良いのでしょう？外来の看護師の給料の目安と給料アップの秘訣を教えます！
目次 [目次を隠す]
外来の看護師の給料はどのくらい？
外来の看護師は給料をどのくらい貰えるのか気になりますよね。外来は夜勤手当がありませんので、病棟よりも給料は安くなります。これは、仕方がないことですよね。
経験年数や勤務地、職場の規模等によって異なりますので、一概には言えないのですが、外来の看護師の平均給料は月収25～30万円、年収にすると400～420万円になると思います。
外来で働くと、病棟で働くよりも給料は下がってしまいます。ただ、夜勤をやりたくない人、夜勤が苦手な人にとっては、多少給料が下がっても、割がいいと思えるのではないでしょうか。
外来の看護師が給料をアップさせるコツ＝大病院で働く
外来の看護師が給料をアップさせるにはどうしたら良いのでしょうか？
外来の看護師が給料をアップさせるためには、交渉もハンストも必要ありません。大病院で働きましょう。
なぜ大病院が良いのでしょうか？それは、大病院は基本給が高く、福利厚生も整っていて、ボーナスも多いからです。
基本給が高ければ、給料は上がりますよね。日本看護協会のデータによると、99床以下の新卒看護師（3年課程）の基本給は19万4277円、勤続10年の基本給は23万6295円です。
それに対して、500床以上新卒看護師（3年課程）の基本給は20万2683円、勤続10年の基本給は26万5553円です。
基本給は病棟も外来も同じですから、外来の看護師が給料をアップさせるなら、大病院が良いのです。
また、福利厚生が整っているので、住宅手当や家族手当などの手当てが充実していますし、大病院はボーナスが4ヶ月分以上出るところが多いので、ボーナスもたっぷりもらえます。
基本給が20万円として、ボーナスが2ヶ月分のところとボーナスが5ヶ月分のところでは、どのくらい差が出るか計算してみましょう。
ボーナスが2ヶ月分だと40万円ですが、5ヶ月分だと100万円です。年収に直すと60万円も差が出るのです。
2交替の夜勤手当は1回1万円が平均ですから、月に4回夜勤に入るとすると、1年間の夜勤手当は48万円になります。
ボーナスが2ヶ月分の病院で病棟で夜勤をやるのと、ボーナスが5ヶ月分のところで外来で働くのでは、ボーナス5ヶ月分の外来の方が給料が高くなるのです。
基本給が高く、手当が充実していて、ボーナスがたっぷりもらえれば、外来で働きつつも給料をアップさせることができますよね。少しでも給料をアップさせたいなら、大病院の外来を選びましょう。
外来の看護師が給料をアップさせたいなら、管理職の道に進むのもあり
外来の看護師が給料をアップさせたいなら、管理職の道に進むのも良いと思います。主任や師長は病棟だけにいるものではありません。外来にも主任や師長はいます。
主任や師長になれば、役職手当が付きますので、給料アップを狙うことができます。日本看護協会の「2012年病院勤務の看護職の賃金に関する調査」によると、看護師長の役職手当の平均は4万5439円、副看護師長の手当の平均は2万6159円となっています。
「2012年病院勤務の看護職の賃金に関する調査」には主任手当の平均は書かれていませんが、主任の看護師の平均月収は32万7143円、副看護師長の平均月収は35万882円であることを考えると、主任看護師の手当は1万円前後であると推測できます。
外来で主任や師長になるためには、看護管理に関する院内研修や院外研修を積極的に受けることも大切ですし、働いている外来の職場で役に立つような資格を取得することも大切です。
看護管理の知識を持っているだけでなく、看護師として頼りになる存在でないと、管理職にはなれませんから。
また、師長に看護管理に興味があることをアピールしておくことも重要ですよ。もし、主任や副師長のポストに空きが出た時に、
とあなたのことが頭に浮かんで、推薦してくれるかもしれません。
外来で看護師が給料をアップさせたいなら、看護管理の道に進むことも考えてみましょう。
まとめ
外来の看護師の給料の目安と給料アップ方法をまとめました。外来の看護師は夜勤手当がありませんので、病棟看護師に比べると、給料は安くなります。
でも、大病院の外来を選ぶと、給料アップを狙うこともできるでしょう。また、管理職の道に進むことでも、給料をアップさせることができます。
大病院の外来の求人を探すなら、転職サイトを使うと良いですよ。転職サイトなら、大病院の中でも給料が高い外来の求人を紹介してくれるので、病棟で夜勤をやっているのと変わらないくらいの給料の外来で働くことができるのです。
執筆者情報
これからは外来で働こう！ 編集部
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