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産婦人科外来の看護師|役割、メリット・デメリット、求人選びの注意点
産婦人科外来の看護師の役割やメリット・デメリット、求人選びの注意点をまとめました。産婦人科外来で働いてみたい看護師さんは必見です。
目次 [目次を隠す]
産婦人科外来の看護師の役割について
産婦人科外来の看護師の役割を5つご紹介します。
妊婦健診の介助
産婦人科外来の看護師の役割の1つ目は、妊婦健診の介助です。妊婦健診に来た患者さんの介助をします。
妊婦健診の主な内容は、体重測定、血圧測定、尿検査、腹囲測定、内診、子宮底長測定、エコー検査などです。
産婦人科外来の看護師は妊婦さんがスムーズに不安なく検診を受けられるようにサポートしていくのが仕事です。
妊娠中の生活指導
産婦人科外来の看護師の役割の2つ目は、妊婦への生活指導です。妊娠中は体重管理や食事面など日常生活の中で気をつけなければいけないことがたくさんあります。
つわりとの上手な付き合い方、つわりの緩和方法、おなかが張った時にはどうすれば良いかなどは、妊婦さんがぜひとも知りたいポイントです。
産婦人科外来の看護師は、これらのことを妊婦さんに指導し、安心して妊娠生活を送れるように指導していく役割があるのです。
診療や検査の介助
産婦人科外来の看護師の役割の3つ目は、診療や検査の介助です。産婦人科の患者さんは、妊婦さんだけではありません。
婦人科の患者さんもいます。子宮がんや卵巣がんの人もいるんです。また、不妊治療中の人もいますね。
そのような患者さんの診察や検査の介助をすることも、産婦人科外来の看護師の仕事です。
精神的なケア
産婦人科外来の看護師は、患者さんの精神的なケアも大切な役割の1つです。産婦人科では出産に対してナーバスになっている妊婦さんもいます。
また、婦人科系の疾患の治療をしている人は、子宮や卵巣の摘出を行わなくてはいけないかもしれない、また、がんかもしれないという不安を抱えています。
さらに、卵巣疾患の患者さんはホルモンバランスが乱れていて、精神的に不安定になっている人も多いので、産婦人科外来の看護師は精神的なケアをすることが大切な役割なのです。
プライバシーの保護
患者さんのプライバシーを保護することも、産婦人科の看護師の重要な役割です。妊娠中の人と婦人科疾患の人が同じ診療科にいるので、配慮しなければいけません。
また、妊娠はおめでたいことではあるものの、とても個人的なことですので、プライバシーには十分に気をつけなければいけないのです。
産婦人科外来で看護師が働く2つのメリット
看護師が産婦人科外来で働くと、どんなメリットがあるのでしょうか?産婦人科外来で働くメリットを2つご紹介します。
女性として患者さんに寄り添える
産婦人科外来で看護師が働くメリットの1つ目は、女性として患者さんに寄り添えることです。産婦人科の患者さんは、みんな女性です。
もし、あなたが出産経験があるなら、その経験を活かしながら、生活指導をすることができます。妊婦さんにとってみたら、出産経験がない看護師よりも、出産経験がある看護師のほうが信頼できますよね。
また、出産経験がない看護師さんは、妊婦さんに寄り添ったケアをすることで、将来のシュミレーションをすることができるというメリットがあるのです。
婦人科の患者さんにも女性だからこそ悩みや不安を理解できて、その患者さんに寄り添ったケアをすることができます。
幅広いスキルを身につけることができる
産婦人科外来の看護師のメリットの2つ目は、幅広い看護知識・技術を身につけられることです。産婦人科は産科と婦人科という2つの診療科を診察します。
ということは、産婦人科で働くと、産科の看護も経験できるし、婦人科の看護も経験できるのです。
産科はとても専門性が高い診療科です。婦人科はオペをする患者さんが多いですし、外来で化学療法を受ける患者もいます。
そのため、産婦人科外来で働くと、たくさんの看護知識・技術を身につけられるのです。
産婦人科外来で看護師が働くデメリット
産婦人科外来で看護師が働くデメリットを確認していきましょう。産婦人科外来のデメリットは、気遣いに疲れることです。
考えてみてください。産婦人科は産科と婦人科が一緒になっている診療科なんです。産科と婦人科ってある意味間逆の診療科だと思いませんか?
産科は赤ちゃんを産むための診療科です。患者さんのほとんどは幸せいっぱいな状態ですよね。それに対して、婦人科は女性の象徴とも言うべき臓器の治療を行います。
病気のために子どもがほしくても望めなくなっていしまう患者さんもいます。年齢的に出産は考えていなくても、女性にとって卵巣や子宮を摘出しなければいけないとなると、自分が女性ではなくなってしまうような気持ちになる人もいます。
そんな正反対の診療科が一緒になった産婦人科外来で働くと、産科の患者さんと婦人科の患者さん、それぞれが嫌な思いをしないように、気を使わなくてはいけないので、大変なんです。
最近は、不妊治療中の女性が妊婦に嫌がらせをするようなこともありますし、逆に妊娠中の女性が「私は妊娠しているの!みんなもっと私を気遣って!」という態度を取るケースもあります。
産婦人科の看護師は、気疲れするようなことも多いんです。
産婦人科外来の看護師求人を選ぶときの3つの注意点
産婦人科外来の看護師求人を選ぶときの注意点をご紹介します。産婦人科外来で働きたい看護師さんは、次の3つのことに注意して求人を選びましょう。
産婦人科の求人を選ぶなら、産科と婦人科の区別はどうなっているかをチェック!
産婦人科外来の求人を選ぶなら、産科と婦人科の区別はどうなっているのかを調べましょう。
先ほども説明しましたが、産科と婦人科はある意味正反対の診療科ですから、ある程度きちんと区別をつけているところ、違う診察室にしているような外来を選ぶと、少しは気楽に働けると思います。
看護師の業務範囲はどうなっているかも求人選びのポイント
産婦人科外来で働きたいなら、看護師の業務範囲を調べてから求人を選びましょう。産婦人科外来では助産師さんも働いているところがあります。助産師さんが助産師外来を開いている場合、生活指導はすべて助産師が行うということもあります。
それどころか、看護師は婦人科担当、助産師は産科担当ときっちり区別しているところもあります。そのため、産婦人科外来の求人を選ぶなら、看護師の業務範囲をしっかり調べておきましょう。
産婦人科の求人は、病院の規模と患者さんの疾患も重要ポイント
産婦人科外来の看護師求人を選ぶなら、病院の規模や患者さんの疾患を調べておきましょう。小規模病院の産婦人科外来は、健康な妊婦さんばかりですし、婦人科もがんの患者さんはほとんどいません。
それに対して、大規模病院の産婦人科はハイリスクの妊婦さんが多いですし、婦人科も外来で化学療法を受けるような重症な患者さんが多いんです。
小規模病院の産婦人科外来は、気楽に働けるというメリットがあり、大規模病院の産婦人科外来はスキルアップできるというメリットがありますので、どちらが良いか考えて、産婦人科外来の求人を選ぶと良いでしょう。
まとめ
産婦人科外来の看護師の役割、メリット・デメリット、求人選びの注意点をまとめました。産婦人科外来で働きたい看護師さんは、転職サイトを使うと良いですよ。
転職サイトなら、小規模病院の産婦人科外来の求人を扱っていますし、担当コンサルタントが配属交渉をしてくれますので、大規模病院でも産婦人科外来に配属になることができます。
また、産科と婦人科の区別や看護師の業務範囲も調べてくれますので、希望に合った産婦人科外来で働くことができるのです。
執筆者情報
これからは外来で働こう! 編集部
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