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血液内科外来の看護師|役割、メリット・デメリット、求人事情について
血液内科外来の看護師の役割、メリット・デメリット、求人事情をまとめました。血液内科外来で働いてみたい人は、ぜひ参考にしてください。
目次 [目次を隠す]
血液内科外来の看護師の役割
血液内科外来の看護師の役割について説明します。
医師の診療の補助・介助
血液内科外来の看護師の役割の1つ目は、医師の診療の補助や介助です。これは、血液内科だけではなく、他の診療科の看護師の役割と同じですよね。
患者さんを診療室に呼び込んで、衣類の着脱や体位の調整をし、伝票やカルテの準備をしたりする仕事ですね。
化学療法の看護
血液内科外来の看護師の役割の2つ目は、化学療法の看護です。血液内科では、急性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの疾患を扱いますので、外来で化学療法を行うことが多いのです。
血液内科外来で専用の化学療法用のベッドを持っているところもありますが、他の診療科と一緒に化学療法室を持っているところもあります。
血液内科外来の看護師は、外来での化学療法の説明や自宅での療養の指導、副作用軽減のためのセルフケア方法の指導を行います。意思決定への支援や家族支援も血液内科外来の看護師の仕事になります。
また、病院によっては、血液内科外来の看護師が化学療法室を兼任することもありますので、実際に抗がん剤を投与するなどの薬剤管理をしたり、血管外漏出や副作用への対処を行います。
検査の介助
血液内科外来の看護師の役割の3つ目は検査の介助です。血液内科外来では、骨髄検査やリンパ節生検、CT・エコーガイド下生検などを行いますので、看護師はその検査を行う医師の介助を行ったり、患者への精神的なケアや説明などを行うのが仕事です。
血液内科外来で看護師が働く2つのメリット
血液内科外来で看護師が働くメリットは、専門的なスキルを身につけられることと、化学療法看護を経験できることの2つです。
専門的なスキルを身につけられる
血液内科外来の看護師のメリットは、専門的なスキルを身につけることです。血液内科では、最先端の医療を行っています。また、検査もほかの診療科ではあまり行わないような特殊なものが多いのです。
血液内科病棟に比べると、外来は病状が安定した患者さんが多いですが、それでも化学療法が必要だったり、骨髄移植後のフォローアップが定期的に必要な人が多いですので、外来で働きつつも専門的なスキルを身につけることができるのです。
化学療法看護を経験できる
血液内科外来の看護師のメリットの2つ目は、化学療法看護をできることです。血液内科外来では、外来で化学療法を行う患者さんが多いので、外来でも化学療法看護を経験することができるのです。
外来で働きつつも、専門的な看護を行いたい、スキルアップしながら働きたいという看護師さんには、血液内科外来はピッタリ向いているオススメの職場ということができるでしょう。
血液内科外来で看護師が働く2つのデメリット
血液内科外来の看護師のデメリットについてお話します。血液内科外来で働くデメリットは、勉強すべきことが多いことと、精神的な負担が多めであることです。
勉強すべきことが多い
血液内科外来の看護師のデメリットの1つ目は、勉強すべきことが多いことです。血液内科外来は、専門的な治療を行っています。
血液内科の治療法は化学療法や骨髄移植など専門性が高いものが多いですし、検査もほかの診療科ではあまり行わないものがあります。
外来では骨髄移植は行いませんが、移植後のフォローアップは行いますので、骨髄移植の治療に関してもきちんと知っておかなくてはいけません。
そのため、血液内科病棟で働いていた経験がある看護師さんならともかく、血液内科の勤務経験がない人は、ゼロから勉強しなくてはいけないので大変なんです。
外来の中では精神的な負担が多い
血液内科外来のデメリットの2つ目は、外来の中では精神的な負担が大きいことです。血液内科の疾患は、「寛解」はするけれど、「完治」はしないものばかりです。
そのため、また再発することもあります。また、外来通院をしながら、化学療法をする患者さんもたくさんいます。
そのような患者さんの看護をするのは、看護師としてのやりがいを感じる一方で、精神的な負担も大きいですよね。
血液内科外来は外来の中でも精神的な負担が大きい診療科と言えるでしょう。
血液内科外来の看護師求人事情は?
血液内科外来の看護師の求人事情を説明していきます。血液内科は大病院にしかありませんので、血液内科外来で働きたいと思ったら、自動的に大病院の外来求人を探すことになります。
血液内科の治療は専門性が高いので、個人病院のような小規模病院では治療を行っていないのです。そのため、血液内科は大学病院や地域の中核病院のような大きな総合病院にしかありません。
大病院は小規模病院に比べると、給料が高く福利厚生が整っているので、待遇面では満足できることが多いと思います。
また、血液内科は午前午後どちらも毎日診療を行っているわけではないという病院も多いんです。
そのような病院の外来求人を選んで入職し、血液内科外来に配属になっても、血液内科外来専任で働くわけではなく、他の診療科や化学療法室と兼任になることがあります。
血液内科外来で働くなら、大病院の外来求人を中心に求人探しをして、専任か兼任かを確認しておくと良いでしょう。
まとめ
血液内科外来の看護師の役割、メリット・デメリット、求人事情をまとめました。血液内科外来で働きたい看護師さんは、大病院の外来求人を探すと良いでしょう。
血液内科外来に確実に配属になるためには、転職サイトを使うと良いですよ!転職サイトなら、担当コンサルタントが配属交渉をしてくれるので、「採用なら血液内科外来に配属」という約束で採用試験を受けることができるのです。
執筆者情報
これからは外来で働こう! 編集部
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